I Swear I'll Love You Forever.

ブログ移転しました!(旧:ホームシック留学生)

「二十二年目の冬」

目を閉じれば、ついさっき見た映画のワンシーンのように、22年前の今日を脳内再生できる。

 

もう何度リピートしたか分からない。

 

私の精神はあの日から酷く変わってしまったが、ずっと同じ場所に立って、ずっと同じ景色を眺めているようだ。

 

あの日の俺はもう居ないのに‥それでも、同じ容姿をした、違う男がそこに立ち続けている。

 

まるで、地縛霊かのように。

 

いや、それこそが真実なのかも知れない…。

 

私たちの魂は彼女から自由になる事を望んでおらず、時計の針は‥未だ進まない。